経済解析2

更新日:2020-02-20

時間割コード

0501125

区分

専門科目(社会システム情報学科)
関連専門科目(自然情報学科)

単位数

選択2単位

開講形態

講義

対象学年

2年

学期 曜日 時間 集中講義の有無

秋期 火曜5限目

講義室

経済学部カンファレンスホール

開講系

社会・環境法経システム

担当教員 所属

【経】 齊藤 ,中田 実

所属

経済学部

メールアドレス




オフィスアワー



授業概要

 マクロ経済学は,「国家の豊かさ」を分析対象とする社会科学の一分野で,ミクロ経済学と並んで,経済学の根幹をなす科目である。マクロ経済学の主眼は,次のような問いに解答することにある。なぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか,どうして経済は成長するのか,景気とは何か,デフレの役割は何か。この授業は,これらの問いを分析するための技術であるマクロ経済理論を解説する。

◆講義目的

1. 受講者が,マクロ経済学の基礎理論を理解し,現実の経済現象に対して,マクロ経済学の観点から分析・説明ができるようになることを目的とする。
2. 受講者が,マクロ経済学の理論を用いて,現実の経済政策が社会に及ぼす効果を分析できるようになることを目標とする。
3. 例えば,不況やデフレーション等の定義を説明でき,それを対処する適切な経済政策について,議論する能力を身につけることは,重要な目的の一例である。

◆授業内容

1. イントロダクション マクロ経済学の役割
2. 経済の活動水準を計る1 生産,所得,支出
3. 経済の活動水準を計る2 三面等価の原理
4. 物価を測る1 物価指数とインフレーション
5. 物価を測る2 実質変数
6. GDPの決定 生産関数
7. ソローモデルなぜ所得は時間とともに増える傾向にあるのか?
8. 貨幣 貨幣とインフレーションの関係
9. 短期の経済分析1 総需要と経済政策
10. 短期の経済分析2 財市場とIS曲線
11. 短期の経済分析3 金融市場とLM曲線
12. 短期の経済分析4 IS-LM分析と経済政策
13. まとめ マクロ経済学の基礎概念と分析

◆教科書・参考文献・履修条件等

教科書は特に指定しないが,参考書として,二神孝一著『マクロ経済学入門(第2版)』(日本評論社)を挙げておく。

◆授業期間中の課題・宿題等

授業中に多くの問題を出し,授業の最後には,宿題として,その日の内容を総括した課題を提示する。

成績評価方法・基準

期末試験60点,宿題・出席点40点,合計100点満点の60点以上で合格とする。

Course Title


Class Timetable Code

0501125

Course Category

Specialized Courses (Department of Social and Human Science Informatics)
Related Specialized Courses (Department of Natural Science Informatics)

Credits

Elective2

Class Format


Grade

2

Semester, Day and Period

Autumn semester Tuesday5

Instructor(s)


Affiliation


Mailaddress




Course Topics


Course Purpose


Course Contents


Textbooks, Reference Materials and Requirements


Assignment


Grading Criteria