地球環境学2

更新日:2020-02-27

時間割コード

0503030

区分

専門科目(自然情報学科)
関連専門科目(社会システム情報学科)

単位数

選択2単位

開講形態

講義

対象学年

2年

学期 曜日 時間 集中講義の有無

集中講義

講義室

決まり次第案内

開講系

自然・環境システム

担当教員 所属

氏原 温

所属

自然・環境システム

メールアドレス

ujihara@info.human.nagoya-u.ac.jp


オフィスアワー

全学教育棟本館北棟230

授業概要

 地球の歴史において生物相の果たした役割を理解することがこの講義のテーマである。生物相変遷の歴史を概観し,生物相と自然環境の相互作用について論じる。

◆講義目的

 生物相は,地球の歴史の中で大気,海洋および地殻と密接な相互関係をもちながら発展し,現在に
至っている。本講義の到達目標は,1)生物相および自然環境の変遷について基礎的な知識を得ること,
2)生物相と地球環境の関係を地球史的な観点から理解すること,である。

◆授業内容

1) イントロダクション:授業の目的と全体の流れ,成績の評価方法などについて。
2) 過去の生物相と地球環境の研究法:私たちはどのようにして過去のことを知る(見る)ことが
 できるか。
3) 地球環境変遷史:人類誕生以前から,時代とともにめまぐるしく変化してきた自然環境の歴史。
4) 生物相変遷史:おもに古生代以降の生物相変遷の歴史における重要なイベント(いくつかの
 多様化と絶滅のイベント)について。
5) 生物相と地球環境の相互作用:生物相と地球環境の歴史からうかがわれる両者の相互作用。
 現在の環境問題は地球の歴史上どう位置づけられるか。
6) 日本の生物相の成立過程:現在日本列島に生息する動植物はどのような過程を経て現在に
 至ったか。
7) まとめ:これまでの授業の内容をまとめるとともに,人類を含めた生物相の将来について
 考える。

◆教科書・参考文献・履修条件等

教科書は使用しない。参考書については授業中に適宜紹介する。
履修条件:とくになし。

◆授業期間中の課題・宿題等

 期末レポートでは,博物館等での化石の観察にもとづくテーマを課す。休日等に博物館や野外に
出かける必要がある。これに伴う文献やインターネットによる調査も必要である。

成績評価方法・基準

おもに期末に課すレポートの内容で成績を評価する。

Course Title


Class Timetable Code

0503030

Course Category

Specialized Courses (Department of Natural Science Informatics)
Related Specialized Courses (Department of Social and Human Science Informatics)

Credits

Elective2

Class Format


Grade

2

Semester, Day and Period

Full-year 9- Intensive Course

Instructor(s)


Affiliation


Mailaddress

ujihara@info.human.nagoya-u.ac.jp


Course Topics


Course Purpose


Course Contents


Textbooks, Reference Materials and Requirements


Assignment


Grading Criteria