環境物質学3

更新日:2021-02-02

時間割コード

0503080

区分

専門科目(自然情報学科)
関連専門科目(社会システム情報学科)

単位数

選択2単位

開講形態

講義

対象学年

3年

学期 曜日 時間 集中講義の有無

秋期 金曜2限目

講義室

SIS5

開講系

自然・環境システム

担当教員 所属

岩松 将一

所属

自然・環境システム

メールアドレス

iwmt@urban.env.nagoya-u.ac.jp


オフィスアワー

情報学研究科棟707
電子メール連絡により随時

授業概要

 基礎有機化学,特に物質変換反応の講義を通じて,化学物質の性質・反応性・合成方法について,系統的な理解を得る。我々の日常生活や環境問題にかかわる化学物質の情報・ニュースを理解し,的確に評価できる力を養うことを目的とする。

◆講義目的

 我々の日常生活や,環境問題にかかわる物質の情報・ニュースは,近年多様なメディアを通じて誰もが容易に入手できる。しかしながら,ときに真偽定かでない,ときに相反する見解を含むこれらの情報を取捨選択し,活用するには,化学物質の構造と性質,反応性,合成方法に関する理解が不可欠である。本講義では,基礎有機化学,特に物質変換反応の講義を通じて,化学物質に関する情報やニュースを理解,かつ的確に評価できる力を備えることを目標とする。

◆授業内容

【注】2021年度はごく少人数の受講が想定されることから,問題演習を主体とした授業構成とする予定である。能動的学習が強く求められるので,受講にあたり勘案されたい。詳しくは初回ガイダンスで説明する。
  
00. ガイダンス(欠席者の以降の受講は許可しない,下記参照)
01. 環境負荷軽減を指向した化学物質の合成,その考え方 
02. アルケン・アルキンの反応(§5)
03. 芳香族化合物の反応(§8)
04. ハロゲン化アルキルの反応(§9)
05. アルコール・エーテル・エポキシドの反応(§10)
06. カルボン酸とその誘導体の反応(§11)
07. アルデヒド・ケトンの反応(§12)
08. 炭素―炭素結合形成反応による物質変換(§13)
※関連科目の受講状況を確認の上,内容を一部調整することがある。
  

◆教科書・参考文献・履修条件等

教科書: ブルース有機化学概説 第2版 ※初回ガイダンスで化学基礎Ⅰの履修状況を確認の上,必要な場合は調整するが,何らか教科書を指定する。2週目以降,教科書非所持者の入室は許可しない。
履修条件:「化学基礎I」もしくはこれと同等の科目を履修していることを前提に講義を行う(自学可)。
関連科目:「化学基礎I,II」「環境物質学1-5」「環境物質学実験2」「物質情報学6」

◆授業期間中の課題・宿題等

各章終了時,演習問題(主に章末問題より指示)をレポート課題として課す。

成績評価方法・基準

配点は,レポート課題 60~70 点,定期試験 40~30 点とする。
初回ガイダンス欠席者ならびに定期試験を受験しなかった者は「欠席」とする。履修取り下げ制度は採用しない。
演習解答の発表説明や質疑など,授業への参画はレポート採点時に加味する。

Course Title


Class Timetable Code

0503080

Course Category

Specialized Courses (Department of Natural Science Informatics)
Related Specialized Courses (Department of Social and Human Science Informatics)

Credits

Elective2

Class Format


Grade

3

Semester, Day and Period

Autumn semester Friday2

Instructor(s)


Affiliation


Mailaddress

iwmt@urban.env.nagoya-u.ac.jp


Course Topics


Course Purpose


Course Contents


Textbooks, Reference Materials and Requirements


Assignment


Grading Criteria