環境物質学実験2

更新日:2021-02-02

時間割コード

0503170

区分

専門科目(自然情報学科)
関連専門科目(社会システム情報学科)

単位数

選択2単位

開講形態

実験及び演習

対象学年

3年

学期 曜日 時間 集中講義の有無

秋期 月曜3~4限目

講義室

実験室

開講系

自然・環境システム

担当教員 所属

岩松 将一,他

所属

自然・環境システム

メールアドレス

iwmt@urban.env.nagoya-u.ac.jp


オフィスアワー

情報学研究科棟707
電子メール連絡により随時

授業概要

 本講義では,身近な物質を使った化学実験を通じて,化学物質の分析法,合成法,構造決定法,情報収集法について学習する。実際の実験に加えて,シミュレーションや計算を行い,環境にかかわる化学物質の情報収集と活用について,実践力を養うことを目的とする。

◆講義目的

 本講義では,身近な物質を使った化学実験を通じて,化学物質の分析法,合成法,構造決定法,情報収集法について学習する。実際の実験に加えて,シミュレーションや計算を行い,環境関連物質の情報収集と活用,データの取扱いについて,実践力を養うことを目的とする。到達目標:(1)化学物質の情報収集ができる。(2)化学物質の取扱いに適した安全確保が自発的にできる。(3)必要量,要求精度など,目的に応じた実験を計画・実施し,評価できる。(4)環境物質関連の英文資料が理解できる。

◆授業内容

【注】本授業科目は3年生を対象とした実験授業である。既に標準年限を過ぎており,極めて少人数が予想されるため,履修を希望する者は履修登録の上,必ず履修ガイダンスに出席すること。履修ガイダンスの日程は,登録者に対してNUCTもしくは全学メールで通知する。
 
0. 初回ガイダンス(含む安全講習)※欠席者は以降の受講を許可しない
1. 硬水の硬度決定/ キレート滴定
2. 飲料水・食材中のアミノ酸の分析/薄層クロマトグラフィー
3. 飲料水中のリン酸イオンの定量/紫外可視分光法
4. 界面活性剤の臨界ミセル濃度測定/紫外可視分光法
5. 化学物質の(汚染)拡散シミュレーション
6. 温度・溶媒応答性金属錯体の合成
7. ジベンジリデンアセトンの合成と同定/赤外・核磁気共鳴分光法
8. 化学物質合成における原子利用効率ならびにコストの計算
※ 実験授業の回は,安全眼鏡の持参・着用を義務付ける。
※ 受講者数により順番,内容を一部変更することがある。
※ 授業は日本語で実施するが,配布テキスト資料の一部(上記 2,4,5)は英語である。

◆教科書・参考文献・履修条件等

教科書: 配布テキスト資料を用意する。参考書: ブルース有機化学概説第2版(化学同人)
履修条件:初回ガイダンス(含む安全講習)欠席者の受講は許可しない。
関連科目:「化学実験」「化学基礎I,II」「環境物質学1-5」「物質情報学6」既履修が望ましいが,自学も可とする。

◆授業期間中の課題・宿題等

レポート課題: 配布資料の課題とともに,実験結果をレポートとして提出する。
実験前予習課題:初回ガイダンスにて指示する。

成績評価方法・基準

実験のとりくみとレポートの成績により判定する。実験開始後の履修取り下げは認めない(「不可」とする)。
安全眼鏡の着用をはじめとした実験中の安全確保が遵守できない者は「不可」と判定し,退室を命ずる。

Course Title


Class Timetable Code

0503170

Course Category

Specialized Courses (Department of Natural Science Informatics)
Related Specialized Courses (Department of Social and Human Science Informatics)

Credits

Elective2

Class Format


Grade

3

Semester, Day and Period

Autumn semester Monday3-4

Instructor(s)


Affiliation


Mailaddress

iwmt@urban.env.nagoya-u.ac.jp


Course Topics


Course Purpose


Course Contents


Textbooks, Reference Materials and Requirements


Assignment


Grading Criteria