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社会の中の科学技術
時間割コード
0504015
区分
専門科目(社会システム情報学科)
関連専門科目(自然情報学科) 単位数
選択2単位
開講形態
講義
対象学年
2~3年
学期 曜日 時間 集中講義の有無集中講義
講義室
決まり次第案内
開講系
社会・メディア社会
担当教員 所属
久木田 水生
所属
社会・メディア社会
メールアドレス
minao.kukita@i.nagoya-u.ac.jp
オフィスアワー
情報学研究科棟212
月曜日・1-2限 授業概要
科学技術,人間,社会の相互作用について,様々な事例を取り上げながら考察,議論する。
◆講義目的
現在の科学技術は極めて複雑化しており,それらについて正しく理解することは専門家以外には困難である。しかし私たちは自分たちが科学技術にどのような影響を受けているのか,その利用に関してどのような選択肢があるのか,どうすれば合理的な選択をすることができるのかを知る必要がある。そこでこの講義では科学技術について正しく考え,議論し,意思決定するための能力の向上を目指す。
◆授業内容
・科学技術とは何か?:自然科学,人文科学,社会科学,工学などはそれぞれどのような特徴を持っているか。
・科学技術と社会:科学技術は社会にどのような影響を与えてきたか,あるいは与えているか。逆に社会のあり方はどのように科学技術の発展に影響を与えてきたか,あるいは与えているか。 ・科学技術と精神文化:科学技術の発展がどのように私たちの認識を拡張し,新しい世界観・人間観を提供することに貢献してきたか。 ・科学技術の評価:科学技術の正と負の両側面をどう評価して,どのような場合に特定の科学技術の発展を推進あるいは放棄するべきか。 ・科学者と技術者の社会的責任:科学者と技術者は社会に対してどのような責任を負っているのか,またそれにはどのような根拠があるのか。 ・日本の科学技術:日本の科学技術をめぐる文化にはどのような特徴があるか。また日本の科学技術に特有の問題は何か。 ◆教科書・参考文献・履修条件等
参考書:授業中に指示する。
履修条件:積極的に議論に参加する意思があること。 ◆授業期間中の課題・宿題等
予習として,指定された文献を読んでくること,与えられた話題について調べてくることを要求する。
成績評価方法・基準
授業中に何度か小テストを課す。その得点が100%。基準は授業の内容を適切に理解しているかどうか。
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