サイバー文化論

更新日:2021-02-24

時間割コード

0504035

区分

専門科目(社会システム情報学科)
関連専門科目(自然情報学科)

単位数

選択2単位

開講形態

講義(隔年開講)

対象学年

2~3年

学期 曜日 時間 集中講義の有無

秋期 金曜4限目

講義室

SIS2

開講系

社会・メディア社会

担当教員 所属

久木田 水生

所属

社会・メディア社会

メールアドレス

minao.kukita@i.nagoya-u.ac.jp


オフィスアワー

情報学研究科棟212

授業概要

 本講義ではICTによるコミュニケーションの変容がこの先,どこへ向かっていくのか,それはどのような可能性と問題を持つかを考え,その対策を検討する。またそのことによって,そもそも人間にとってコミュニケーションがどのような価値や意味を持っているのかを掘り下げる。

◆講義目的

 ICTの社会的影響について知り,それについて考える能力を向上させる。

◆授業内容

1. 背景,目的,全体の構成の説明
 コミュニケーションとは何か。テクノロジーと人間の関係についての一般的な考察。

2. 情報の力
 主に認知的コミュニケーションについての説明。人間や他の動物による様々なコミュニケーションの方法。人間のコミュニケーション,特に言語によるコミュニケーションの特徴。人類史においてコミュニケーションが果たした重要性。ICTの発展史。

3. 信頼と協力
 社交的コミュニケーションについての説明。利己的になりうる人間がいかにしてコミュニケーションを通じて信頼と協力を達成しているか。行動経済学や心理学,ゲーム理論などの知見を紹介。

4. コミュニケーション革命の光と影
 現在のICTがどのよう認知的・社交的コミュニケーションのあり方を変化させているか。そのプラスの面とマイナスの面についての考察。

5. コミュニケーションの未来
 コミュニケーション革命によって引き起こされる問題をどのようにコントロールしながらその利点を活かすことができるかを考える。

◆教科書・参考文献・履修条件等

教科書:なし
参考書:適宜指示する

◆授業期間中の課題・宿題等

予習・復習の指示をする場合がある。

成績評価方法・基準

授業中に行なう数回の小テストで評価する。

Course Title


Class Timetable Code

0504035

Course Category

Specialized Courses (Department of Social and Human Science Informatics)
Related Specialized Courses (Department of Natural Science Informatics)

Credits

Elective2

Class Format


Grade

2-3

Semester, Day and Period

Autumn semester Friday4

Instructor(s)


Affiliation


Mailaddress

minao.kukita@i.nagoya-u.ac.jp


Course Topics


Course Purpose


Course Contents


Textbooks, Reference Materials and Requirements


Assignment


Grading Criteria