0504045

専門科目(社会システム情報学科)
関連専門科目(自然情報学科)

選択2単位

講義（隔年開講）

2～3年

秋期 火曜4限目

SIS5

社会・メディア社会

秋庭 史典

社会・メディア社会

akibaf@i.nagoya-u.ac.jp

秋庭研究室
水曜4限（要申込）

　芸術作品をつくるには技術が必要です。その技術や技術の素材そのものにフォーカスし，社会に
対しさまざまに問いかける芸術を，メディアアートと言います。技術には情報技術も含まれます。この
講義では，メディアアートについて，その前史や背景にある思想，代表的な作品を取り上げながら，
情報技術やそれを生み出した社会について考えていきます。

　メディアアートの歴史，背景となる思想，代表的な作品の特徴を理解すること。それを通じて，情報技術とそれを生み出した社会がもつ魅力や課題について自身の考えをもつこと。

以下の内容について，それぞれ2-3回で論じる。
1. メディアアートの流れ
2. メディアアートの諸相（思想・技術・美術史・音楽史など）
3. メディアアートの表現の多様性（具体的な作品）
4. メディアアートと社会
5. 日本におけるメディアアート

教科書は使用しない。参考文献：白井ほか『メディアアートの教科書』，馬『日本メディアアート史』

参考文献の予習・復習を求める。

メディアアートの意義，ならびに情報技術と社会の関係について，中間試験と期末試験を行い評価する。
履修取り下げ制度を利用するので，受講者は注意すること。

0504045

Specialized Courses (Department of Social and Human Science Informatics)
Related Specialized Courses (Department of Natural Science Informatics)

Elective2

2-3

Autumn semester Tuesday4

akibaf@i.nagoya-u.ac.jp

Creating art works requires skills and technologies. Media art is an art that focuses on technology and materials and asks society about their significance. Technology also includes information technology. This lecture will cover the prehistory, background philosophy, and representative works of media art. Thereby,
this course discusses information technology and the society that created it.